教育・研究
小児看護学メインイメージ

小児看護学

伝統的に小児看護では生後28日目から中学生までを扱ってきましたが、現在では病気や状況に合わせて幅広く対応する必要があるため、その対象は広がっています。また、小児の病気は大人の病気とは性質が異なるため、治療法も違います。それだけではなく、社会との連携というのを考えたとき、保健・医療・福祉の連携は一般的ですが、小児の場合には教育についても考える必要があります。このように、様々な状況を考えなければならないため、幅の広いカリキュラムを用意しています。病院の小児病棟だけはでなく、関東学院の2つの認定こども園や地域の保育園で実習を行なうことで、子どもの日々の成長発達の様子やさまざまな状況での子どもの状態の変化に触れていきます。

科目①:小児看護学援助論【3年次春学期】

健康において、さまざまな状況下にある子どもと家族の身体的・心理的・社会的かつ発達的特徴を理解するとともに、その子どもと家族への看護について学修します。具体的には、健康障害や災害に伴う子どもと家族のストレスと対処、急性期や慢性期、終末期にある子どもと家族の特徴と看護、検査や処置、手術を受ける子どもと家族への説明と安全・安楽の援助、外来や在宅における子どもと家族への看護の役割と課題等に触れていきます。

科目②:小児看護学実習【3年次秋学期】

保育園やこども園での健康な子どもとの関わりを通じて、子どもの成長・発達や日常生活を理解します。また、小児病棟では健康上の問題をもつ子どもとその家族に対し、健康レベルに応じた看護実践の基礎的能力を習得します。この保育園実習と小児病棟実習での学修を通して、子どもを取り巻く保健・医療・福祉、そして教育における小児看護の役割やあり方について考えます。

教員紹介

永田 真弓 教授

担当科目 小児看護学概論、小児看護学援助論、小児看護学演習、小児看護学実習、家族看護学、論文講読、統合看護実習、卒業研究、子どもの保健Ⅰ-1(教育学部)
研究テーマ
  • ・慢性疾患をもつ子どもの社会生活力獲得への支援に関する研究
  • ・NICUからの在宅移行・地域における医療・福祉・教育支援に関する研究
主な実績 【論文】

  • ・永田真弓,祖父江育子,宮腰由紀子(2016):がん化学療法中の学童のための食生活セルフマネジメント個別支援プログラムに関するモニター調査.小児保健研究,75(6),758-767.
  • ・鈴木友美,廣瀬幸美,永田真弓(2016):日中一時支援施設に通所する学童期の超重症児を育てる母親の体験.日本小児看護学会誌,24(3),1-7.
  • ・清水裕子,永田真弓,飯尾美沙(2016):医療的ケアが必要な子どもと家族の在宅療養に向けた連携に関する文献検討.関東学院大学看護学会誌,3(1),9-14.
  • ・倉田節子,永田真弓,青木由美恵(2016):教育担当者がとらえた混合病棟における小児看護初心者への教育の課題と方策.ヒューマンケア研究学会誌,7(2),13-20.
  • ・倉田節子,永田真弓,今村美幸(2015):短期入院の子どもと家族への看護実践評価尺度の開発.日本小児看護学会誌,24(1),1-8.
  • ・飯尾美沙,永田真弓,廣瀬幸美(2014):小児がん治療中の患児に対する身体活動介入の効果―メタ分析による知見の統合―.日本看護科学学会誌,34,321-329.
  • ・飯尾美沙,永田真弓,小林麻衣(2014):小児がん治療中患児に対する身体活動介入研究の動向.小児保健研究,73(6),880-887.
  • ・永田真弓,宮腰由紀子,飯尾美沙(2014):小児がん経験者と家族が体験した小児がん治療中の食生活とその支援ニーズ.小児保健研究,73(4),570-577.
  • ・土屋真美,永田真弓,廣瀬幸美(2013):小児病棟に入院している青年期キャリーオーバー患者への看護実践.日本小児看護学会誌,22(2),82-88.
  • ・伊藤遥,廣瀬幸美,永田真弓,他(2012):保育所における低出生体重児の保育上の困難と対応—看護職による支援の検討—.日本新生児看護学会誌,18(2),27-33.
  • ・永田真弓,勝川由美,松田葉子(2012):がん化学療法中の子どもへの看護実践における栄養サポートの実態.日本小児看護学会誌,21(1),9-16.
  • ・永田真弓,廣瀬幸美,氏家圭子,他(2011):臨床看護師による子どもへのプレパレーションを取り入れた授業における学生の学び.日本小児看護学会誌,20(1),17-24.
  • ・永田真弓,宮里邦子,田中義人(2009):地域における小児慢性疾患の市民グループ役員の経験.横浜看護学雑誌,2(1),56-63.
  • ・永田真弓,宮里邦子,田中義人(2008):地域における小児慢性疾患の市民グループが認識する実質的活動.横浜看護学雑誌,1(1),26-34.

【学会発表】

  • ・Yumie Aoki, Setsuko Kurata, Mayumi Nagata(2017): Reflections on Education Utilising the Strengths of Child Health Nurses with the Experience in other Specialized fields. The 3nd International Conference on Caring and Peace, 2017.3.25. Kurume (poster).

【研究助成】

  • ・平成28年度-平成30年度科学研究費補助金基盤研究(C):がん治療中の子どもへの社会リハビリテーションに関するケアモデルの開発(代表).
  • ・平成29年度-平成32年度科学研究費補助金基盤研究(C):先天性心疾患児の養育ニーズに応じた前向き子育てプログラム活用支援モデルの開発(分担).
  • ・平成29年度-平成32年度科学研究費補助金基盤研究(C):配置転換した看護師の「強み」を引き出すキャリアマネジメントプログラムの開発(分担).
  • ・平成27年度-平成29年度科学研究費補助金挑戦的萌芽研究:在宅小児と家族への発達段階に応じた医療・福祉・療育支援の連携課題に関する研究(分担).
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・ひらめき☆ときめきサイエンス「病気別の食事を考えた自分カルテ作り―人形のおなかを見てさわってきいてみよう―」(代表) 2014年~現在
  • ・東洋大学文学部教育学科 病弱児の病理と臨床 非常勤講師 2012年~現在
  • ・日本小児看護学会第26回学術集会テーマセッション2 既卒の小児看護初心者の強みを活かそう! ファシリテーター 2016年7月23日
  • ・横浜市立大学大学院医学研究科看護学専攻修士課程 小児看護学特講Ⅱ 非常勤講師 2015~2016年
  • ・2014年度教員免許状更新講習「病気の子どもの理解と支援―小児がんの子どもの病態・治療と子どもの理解を中心に―」講師 2014年8月4日
  • ・第11回 日本小児がん看護学会 ワークショップ1「ともに考えよう!日々の看護ケア」がん化学療法中の子どもへの食生活セルフマネジメント支援 プレゼンテーター/化学療法中の栄養管理 グループディスカッション講師 2013年12月1日
Email mnagata@kanto-gakuin.ac.jp

飯尾 美沙 助教

担当科目 小児看護学演習、小児看護学実習、論文講読、統合看護実習、卒業研究
研究テーマ
  • ・小児アレルギー疾患における患者教育
  • ・小児慢性疾患患者のストレスマネジメント
主な実績 【著書】

  • ・飯尾美沙(2011):アレルギー疾患を持つ子どもを支援する,竹中晃二・冨永良喜(編),日常生活・災害ストレスマネジメント教育 -教師とカウンセラーのためのガイドブック-,60,サンライフ企画,東京.
  • ・飯尾美沙(2010):喘息の子もそうでない子も一緒に運動しよう,竹中晃二(編),アクティブ・チャイルド60min -子どもの身体活動ガイドライン-,72-73,サンライフ企画,東京.

【論文】

  • ・Iio M, Hamaguchi M, Narita M, et al.(2017):Tailored education to increase self-efficacy for caregivers of children with asthma: A randomized controlled trial. Computer Informatics Nursing, 35(1), 36-44.
  • ・飯尾美沙,成田雅美,二村昌樹,他(2016):改良版小児喘息テイラー化教育プログラムの実用性評価.小児難治喘息・アレルギー疾患学会誌,14(3),257-267.
  • ・Shimazaki T., Iio M., Lee YH., et al. (2016):Exploring physical activity with a low psychological burden and high feasibility in Japan: A qualitative study. Psychology, Health & Medicine, 21(8), 1006-1015.
  • ・Shimazaki T., Iio M., Lee YH., et al. (2016):Construction of a Short form of the Healthy Eating Behavior Inventory for the Japanese Population. Obesity Research & Clinical Practice, 10(Suppl.1), 96-102.
  • ・島崎崇史,李氤華,飯尾美沙,他(2015):一次予防を目的としたメンタルヘルスプロモーション行動に関する研究:行動の抽出および評価尺度の構成.ストレスマネジメント研究,11(2),99-113.
  • ・飯尾美沙,永田真弓,廣瀬幸美(2014):小児がん治療中の患児に対する身体活動介入の効果 -メタ分析による知見の統合-,日本看護科学会誌,34,321-329.
  • ・飯尾美沙,永田真弓,小林麻衣(2014):小児がん治療中患児に対する身体活動介入研究の動向,小児保健研究,73(6),880-887.
  • ・飯尾美沙,竹中晃二,成田雅美,他(2014):気管支喘息患児の保護者を対象としたテイラー化教育プログラムの開発および効果の検証,アレルギー,63(2),187-203.
  • ・飯尾美沙(2013):小児喘息患者に対するコンピュータを用いた教育介入研究の文献レビュー,日本看護科学学会誌,33(3),23-31.
  • ・飯尾美沙,大矢幸弘,濱口真奈,他(2012):気管支喘息の長期管理における患児用セルフ・エフィカシー尺度の開発,日本小児アレルギー学会誌,26(2),266-276.
  • ・飯尾美沙,前場康介,島崎崇史,他(2012):気管支喘息患児の長期管理に対する保護者用セルフ・エフィカシー尺度の開発,健康心理学研究,25(1),64-73.

【学会発表】

  • ・Iio M, Narita M, Futamura M, et al.(2016):Program evaluation of a refinement tailored education using a tablet-type device for caregivers of young children with asthma. 31st International Congress of Psychology(Poster).

【研究助成】

  • ・平成28-30年度科学研究費補助金基盤研究(C):がん治療中の子どもへの社会リハビリテーションに関するケアモデルの開発(分担).
  • ・平成26-28年度科学研究費補助金若手研究(B):アレルギー疾患患児に対するストレスマネジメント教育プログラムの開発(代表).
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・日本健康心理学会第28回大会シンポジウム「慢性疾患に対する健康心理学からのアプローチ」シンポジスト
  • ・平成28年度ひらめき☆ときめきサイエンス「病気別の食事を考えた自分カルテ作り -人形のおなかを見てさわってきいてみよう-」実施分担者
Email misaiio@kanto-gakuin.ac.jp

清水 裕子 助手

担当科目 小児看護学演習、小児看護学実習、統合看護実習
研究テーマ
  • ・医療的ケアを必要とする小児の在宅療養に関する研究
  • ・障害のある小児と家族の支援に関する研究
主な実績 【著書】

  • ・清水裕子(2015):児童虐待予防について,金川克子(編),最新保健学講座3公衆衛生看護活動論①ライフステージの特性と保健活動,85‐99,メヂカルフレンド社,東京.

【論文】

  • ・清水裕子,永田真弓,飯尾美沙(2016):医療的ケアが必要な子どもと家族の在宅療養に向けた連携に関する文献検討.関東学院大学看護学会誌,3(1),9-14.

【学会発表】

  • ・清水裕子,鳥生尚美(2015):ノルウェーにおける「子どもオンブッド」の役割.第21回日本子ども虐待防止学会(示説).
  • ・清水裕子,山崎由美,堀口逸子,他(2004):横浜市西区における地域福祉保健計画策定について2~質問紙調査から見えてきたもの~,第63回日本公衆衛生学会(示説).
  • ・山崎由美,清水裕子,堀口逸子,他(2004):横浜市西区における地域福祉保健計画策定について1~質的調査から見えてきたもの~,第63回日本公衆衛生学会(示説).
  • ・清水裕子,宮川啓子(2000):参加者自身がエンパワーメントをつける痴呆性高齢者の介護者の集い,第31回日本看護学会・地域看護学・学術集会(示説).

【研究助成】

  • ・平成28-30年度科学研究費補助金基盤研究(C):がん治療中の子どもへの社会リハビリテーションに関するケアモデルの開発(分担).
  • ・平成27年度-平成29年度科学研究費補助金挑戦的萌芽研究:在宅小児と家族への発達段階に応じた医療・福祉・療育支援の連携課題に関する研究(代表).
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・男女平等参画フェスタinリーブラ2015 団体企画講座 「子どもも大人も幸せになるノルウェーの子育て支援」 講師(2015年6月)
  • ・ひらめき☆ときめきサイエンス「病気別の食事を考えた自分カルテ作り -人形のおなかを見てさわってきいてみよう-」実施分担者 平成26年度~現在
Email shimizu4@kanto-gakuin.ac.jp

橋浦 里実 助手

担当科目 小児看護学演習、小児看護学実習、統合看護実習
研究テーマ
  • ・医療的ケアが必要な在宅療養患児の支援に関する研究
主な実績 【学会発表】

  • ・橋浦里実,佐藤朝美,廣瀬幸美(2015):在宅生活する災害時要援護者の災害に対する備えの実態に関する文献検討,日本災害看護学会第17回年次大会,(示説).
  • ・橋浦里実,佐藤幸子,山本三奈(2008):看護学生が小児看護学実習で感じた困難な場面の分析,第12回北日本看護学会学術集会(口演).
  • ・櫻庭美鈴,小林美佳,橋浦里実,他(2013):在宅人工呼吸器使用患児の東日本大震災前後の対応の変化,第44回日本看護学会-小児看護-学術集会(口演).
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・ひらめき☆ときめきサイエンス「病気別の食事を考えた自分カルテ作り -人形のおなかを見てさわってきいてみよう-」実施分担者 平成26年度~現在
Email hsatomi@kanto-gakuin.ac.jp

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