教育・研究
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老年看護学

我が国では約4人に1人が高齢者という超高齢社会を迎えました。こうした社会情勢においては老年期の看護はますますニーズが高まっています。そのため、老年看護学に関する複数の講義科目や実習は、他の領域に比べて多くの時間数が用意されています。学生は、高齢者と接してきた機会が限られているので、高齢者の生活がイメージしづらいかもしれません。高齢者や家族を取り巻く問題についての理解を助けるために、病気をもっている人が治療を受けるような場所ではないところでの実習を多く組んでいるところが特徴です。病院だけでなく、老人介護施設やデイサービスのような、その人らしい生活を送るために様々な職種とともに支援するような場所での実習を行います。

科目①:老年看護学概論【2年次春学期】

2年生の春から始まるこの科目では、老年看護学に関連する諸理論や超高齢社会における高齢者の現状を多角的な視点から学び、自分自身の高齢者観の形成を図ります。また、老年看護の機能と役割、高齢者ケアシステム、高齢者を尊重した援助のあり方について学修します。具体的には、講義だけでなく、実際に身近な高齢者にお話を聞く機会をもち、レポートやグループワークを通して高齢者理解を深めます。

科目②:老年看護学演習【3年次春学期】

3年生の初夏と秋に体験する高齢者施設における「老年看護学実習」に必要な知識や技術を、グループワークや演習を通して学修します。具体的には、現在の高齢者が歩んできた時代背景を調べるグループワーク、高齢者とのコミュニケーション、福祉用具や自助具の体験、高齢者向けレクリエーションの企画・実施、学びを総合した技術演習、その人らしい生活に向けたケアプランの事例展開などを行います。

教員紹介

青木 由美恵 教授

担当科目 老年看護学概論、老年看護学援助論Ⅰ、老年看護学援助論Ⅱ、老年看護学演習、老年看護学実習Ⅰ、
老年看護学実習Ⅱ、老年看護学実習Ⅲ、家族看護学、論文講読、統合看護実習、卒業研究、看護・介護論
(人間環境学部 健康栄養学科)
研究テーマ
  • ・認知症高齢者とその家族への看護に関する研究
  • ・リフレクション(内省)に関する研究
主な実績 【論文】

  • ・青木由美恵(2016):介護を担う子ども(ヤングケアラー)研究に関する文献検討,ヒューマンケア研究学会誌,7(2),53-58.
  • ・青木由美恵,平野美理香,福島和子,ほか(2015):新人看護師教育へのリフレクションの適用,関東
    学院大学看護学会誌,2(1),29-38.
  • ・青木由美恵(2014):看護師における対話的グループリフレクションの認識,関東学院大学看護学会誌,1(1),57-64.
  • ・青木由美恵(2014):パーキンソン病関連疾患による認知症高齢者への看護場面のとらえ方,関東学院大学看護学雑誌,1(1),25-32.
  • ・青木由美恵,Tony Ghaye,Sue Lillyman (2012): 高齢者ケアの質の向上を目指したリフレクション
    によるワークショップ,横浜看護学雑誌, 5(1), 77-82.
  • ・青木由美恵,Tony Ghaye,Sue Lillyman (2011):高齢者における地域活動に対するリフレクションの
    試み,横浜看護学雑誌, 4(1), 78-85.
  • ・青木由美恵(2009):イギリスの高齢者医療福祉サービスの現状と課題‐中間ケアに関する文献検討から‐,横浜看護学雑誌, 2(1), 1-8.

【学会発表】

  • ・Aoki Y, Hirano M, Fukushima K, Sawama Y, Kurosawa K, Ishii M (2015) : Experiences of Newly Employed Nurses in Learning and Caring for Each Other through Group Reflection. The 2nd International Conference on Caring and Peace, Tokyo.
  • ・青木由美恵 (2014):パーキンソン病関連疾患による認知症高齢者への看護場面, 第15回日本認知症ケア大会.
  • ・Aoki Y.(2012):Using reflection for understanding and meeting older people’s needs in Japan, Center for Ageing Research International Conference, England, September.
  • ・青木由美恵(2011) :利用者の生活を支える院内介助ボランティア活動の継続-グループ立ち上げから
    活動終了に至るまでのリフレクションから, 第12回日本認知症ケア学会大会.

【研究助成】

  • ・平成26年度-28年度, 科学研究費補助金基盤研究(C)「混合病棟の小児看護初心者を教育する中堅・
    達人のための小児看護人材育成プログラム」(分担).
  • ・平成21年~24年度, 科学研究費補助金基盤研究(C)「高齢者ケアのためのリフレクションを活用したチームづくりに関する研究」(代表).
  • ・平成18年~19年度, Daiwa Foundation Small Grant, The Daiwa Anglo-Japanese Foundation,「A new initiative to improve care for elderly people」(代表).
  • ・平成17年~19年度, 科学研究費補助金萌芽研究「臨床実践に伴うリフレクションの構造とリフレクションを活用した教育方法の開発」(代表).
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・アドベンチスト・メディカルセンター 看護部職員研修 講師 2016年3月.
  • ・神奈川県立横浜清陵総合高等学校 模擬講義「看護の仕事は、患者の家族も支援する」 講師 
    2016年3月.
  • ・平成27年度神奈川県医師会 看護職員研修 講師,2015年9月~3月.
  • ・「生活習慣病予防運動・要介護予防運動(セラエクサ)指導者養成講習会」 講師 
    2015年6月,2016年1月.
  • ・関東学院大学公開講座「認知症サポーター養成講座」 講師 2015年10月.
  • ・平成27年度教員免許状更新講習 選択領域「ケアを担う子ども(ヤングケアラー)の理解と支援 
    家族のケアを引き受ける子どもの現状と理解と支援を中心に-」 講師 2015年8月.
  • ・横浜市戸部本町地域ケアプラザ 「働きざかりのもの忘れ」講師,2014年12月.
  • ・横浜市社会福祉サービス協会横浜市泥亀地域ケアプラザ 支え合い連絡会ケアマネネットワーク・
    サロン支援者交流 講師(2015年2~3月)
  • ・横浜市立大学大学院医学研究科看護学専攻修士課程 非常勤講師(2012年~現在)
  • ・兵庫県看護協会 認定看護師教育課程 訪問看護コース,認知症看護コース 講師
    (2012年4月~現在)
  • ・アドベンチスト会東京衛生病院看護部 職員研修 講師(2011年8月~現在)
  • ・港区立港南いきいきプラザ・青山いきいきプラザ・青南いきいきプラザ・赤坂いきいきプラザ 
    いきいき健康講話 講師(2011年1月~現在)
Email yaoki@kanto-gakuin.ac.jp

留畑 寿美江 准教授

担当科目 老年看護学援助論Ⅰ、老年看護学援助論Ⅱ、老年看護学演習、老年看護学実習Ⅰ、老年看護学実習Ⅱ、
老年看護学実習Ⅲ、論文講読、看護学研究方法論、統合看護実習、卒業研究
研究テーマ
  • ・高齢者への看護技術に関する研究
  • ・加齢と温熱応答に関する研究
主な実績 【論文】

  • ・堤雅恵, 児玉悦子, 野垣宏, 留畑寿美江 他(2013):個別のアクティビティとして夕方に行うおしゃ
    べりが認知症事例の夜間睡眠に及ぼす効果, 日本認知症ケア学会, 12(2).
  • ・堤雅恵, 留畑寿美江, 野垣宏 他(2013):超高齢の認知症事例の背景を生かしたアクティビティケアの効果 ―お茶会の実施による排尿と睡眠・覚醒パターンの変化―, 認知症ケアジャーナル, 5(3), 238-244.
  • ・留畑寿美江(2013):尿排泄機能に及ぼす加齢の影響:高齢女性と若年女性の比較, 日本老年医学会
    雑誌, 49(6), 767-774.
  • ・加藤京里, 菱沼典子, 留畑寿美江 他(2013):4週間の排便記録による排便パターンの実態調査, 日本
    看護技術学会雑誌, 11(2), 28-37.
  • ・留畑寿美江(2010):リハビリテーション看護の研究と教育への期待, リハビリナース, 3(3), 90-91.

【学会発表】

  • ・佐野ひとみ, 留畑寿美江(2014):高齢者の午前入浴と午後入浴における体温と疲労の比較,日本看護
    研究学会第40回学術集会(示説).
  • ・藤井かおり, 留畑寿美江(2014):粘度調節した飲料水の風味及びのどごしの検討,日本老年看護学会
    第19回学術集会(示説).
  • ・Tsutsumi M, Kobayashi T, Nogaki H, Tomehata S (2013):Effects of cosmetic therapy on sleep/ wake patterns, cognitive function, and physical function of frail elderly women with dementia. International Association of Gerontology and Geriatrics the 20th(Poster).
  • ・上田雪子, 留畑寿美江, 堤雅恵 他(2013):看護学実習におけるカンファレンス前後の睡眠と気分の
    変化,日本医学看護学教育学会第25回学術集会(口演).
  • ・南山祥子, 留畑寿美江(2012):看護師の肩こり自覚と対処法,日本看護技術学会第11回学術集会
    (示説).
  • ・吉良いずみ, 留畑寿美江, 加藤京里 他(2012):排便パターンの調査研究(第4報)-排便パターン
    分類のためのフローチャートの妥当性の検討―,日本看護技術学会第11回学術集会(示説).
  • ・留畑寿美江, 松川寛二(2011):尿排泄機能に及ぼす加齢の影響:高齢女性と若年女性の比較,日本生理学会中国・四国地方会第63回(口演).
  • ・留畑寿美江, 細野恵子, 加藤京里 他(2011):排便パターンの調査研究(第2報)~排便パターン分類と排便記録期間の検討~,日本看護技術学会第10回学術集会(示説).
  • ・留畑寿美江, 上田雪子, 堤雅恵 他(2011):認知症高齢者への排尿誘導によるBPSD出現時間の検討,
    日本老年看護学会第16回学術集会(示説).
  • ・Tomehata S, Furuya K, Harada N et al.(2011):Urinary bladder function in young and elderly women, The Physiological Society of Japan the 92th(Poster).

【研究助成】

  • ・平成25年~28年度, 科学研究費補助金若手研究(B)「高齢者の排尿機能と自律神経応答の解析」
    (代表).
  • ・平成23年~26年度, 科学研究費補助金基盤研究(C)「看護学生の睡眠・体温リズムと健康指標との
    関連及び教育的アプローチに関する研究」(分担).
  • ・平成22年~24年度, 科学研究費補助金基盤研究(C)「認知症高齢者の特性にもとづいたアクティビティケアの睡眠・覚醒パターンへの効果」(分担).
  • ・平成22年~23年度, 山口総合研究所 「認知症看護・介護における新しい介入方法の開発」(代表).
  • ・平成21年~23年度, 科学研究費補助金若手研究(B)「高齢者の尿失禁への看護介入-健康で自立した
    高齢者を目指して-」(代表).
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・大学セミナー 高等学校2年生対象「からだからのシグナルを知ろう(免疫反応と体温調節)」 
    講師(2014年11月)
  • ・宇部西リハビリテーション病院看護部 教育委員会研修「フィジカルアセスメント」「看護過程」 
    講師(2010年4月-2015年3月)
  • ・宇部西リハビリテーション病院看護部 看護研究 講師(2013年9月-2015年3月)
Email sumiet@kanto-gakuin.ac.jp

藤井 千里 助教

担当科目  老年看護学演習、老年看護学実習Ⅰ、老年看護学実習Ⅱ、老年看護学実習Ⅲ、統合看護実習
研究テーマ
  •  高齢者の在宅療養に関する研究
主な実績 【論文】

  • ・藤井千里, 赤間明子, 大竹まり子 他(2011):訪問看護ステーション管理者の営業を含めた経営能力と
    収益との関連,日本看護研究学会誌,34(1),117-130.

【学会発表】

  • ・藤井千里, 森鍵裕子, 大竹まり子 他(2012):訪問看護事業を推進するための質向上に関する文献的
    考察,第16回日本在宅ケア学会学術集会(口演).

【研究助成】

  • ・平成26年度-27年度,科学研究費補助金 研究活動スタート支援「マグネット訪問看護ステーションの成功要因の探索」(代表).
  • ・平成28年度-30年度,科学研究費補助金 若手研究(B)「訪問看護ステーション管理者の教育プログラムの開発」(代表).
Email cfujii@kanto-gakuin.ac.jp

村上 亜紀 助手

担当科目  老年看護学演習、老年看護学実習Ⅰ、老年看護学実習Ⅱ、老年看護学実習Ⅲ
研究テーマ
主な実績 【論文】

【学会発表】

【研究助成】

Email mrkm@kanto-gakuin.ac.jp

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