2年次生までの看護の基本的な学習を修め、3年次生の秋学期から本格的に始まる実習に向けて、3年次春学期に「派遣式」を行います。「派遣式」では、主イエスが弟子たちを宣教と人々のいやしのために世界に遣わしたことに習い、私たちも社会に出て行き広く共に人々のために働きましょう、と呼びかけます。学生にとっては、自己の成長と奉仕の心を持って実習に臨む動機付けの機会となることでしょう。まさに校訓の「人になれ 奉仕せよ」の具現化の始まりの式典といえます。
看護学部では、教員が学生からの履修・学修・成績に関する相談、学生生活に関する相談、進路に関する相談などに応じたり、アカデミックリテラシー修得のための指導を行なったりするなど、学生が円滑に学修や学生生活を進めるための指導や支援を行います。このために、少人数の学生グループを設け、それぞれのグループに対してアドバイザーとなる担当教員を配置し、きめの細かい対応を行います。各アドバイザーのグループでは、看護学に関連する文献の講読会や技術修得のための勉強会、昼食会などのレクリエーションなど、さまざまな活動を定期的に実施します。これらの活動の中での近況報告や情報交換を通して、学生一人ひとりに対する指導や支援を行います。