教育・研究
在宅2-3

在宅看護学

在宅看護では、看護を必要とするあらゆる年代の方に対して社会の中での立場や役割を大切にしながら、療養の必要な方を「生活者」の視点でとらえて援助します。自宅にいながら療養する方々とその家族の援助のために必要な知識や技術について、各分野で学んだ様々な知識や技術を統合しながら3年次から学修します。また、卒業後にどのような分野で活躍するにしても必要とされる、確かな判断力や問題解決能力、家族やボランティア、様々な職種や立場の方との連携に必要とされる調整能力について、在宅で療養する方への援助を通して学んでいきます。そのために、講義・演習だけでなく、地域ケアプラザや訪問看護ステーションなどの施設での実習が用意されています。

科目①:在宅看護学概論【3年次春学期】

在宅における療養者や家族を対象に、その人らしさとセルフケアを重視した日常生活の援助、在宅での医療処置管理の支援、家族の介護負担軽減にも配慮したケアマネジメント等に関する基礎的な実践能力を養います。また、より充実した在宅ケアシステムの構築に向けての看護の役割について理解を深めます。

科目②:在宅看護援助論【4年次春学期】

在宅ケアとは、疾病や加齢などによって医療や社会的援護を必要とする人々に対して、施設に収容せず在宅のままで福祉・医療サービスを提供することです。我が国では、これまで医療の中心であった施設ケアから在宅ケアへと大きな転換が図られています。そのため在宅ケアを要する対象とその家族を対象にした日常生活の援助、在宅での医療処置管理の支援やケアマネジメント等に関する基礎的な実践能力を養います。また、より充実した在宅ケアシステムの構築に向けての看護の役割について理解を深めます。

教員紹介

齋藤 訓子 教授

担当科目 在宅看護学概論、在宅看護学援助論Ⅰ・Ⅱ、在宅看護学実習Ⅱ、
統合看護実習、卒業研究
研究テーマ
  • ・訪問看護ステーションの事業継続に関すること
  • ・訪問看護の仕組み等、看護政策に関すること
主な実績 【著書】

  • ・齋藤訓子 論点3:サービス提供体制の変革に向けてー保健・医療・福祉サービスの改善に寄与する団体の役割,於組織管理論,勝原裕美子編.看護管理テキスト第3版第4巻.東京.日本看護協会出版会 2020;151- 164.
  • ・齋藤訓子 論点5:政策に影響を与える諸団体の活動,於ヘルスシステム論,増野園恵編.看護管理テキスト第3版第1巻.東京.日本看護協会出版会2020;151-170.
  • ・福井トシ子,齋藤訓子編,診療報酬・介護報酬の仕組みと考え方ー改定の意図を知り看護管理にいかすー第5版.東京.日本看護協会出版会 2020
  • ・齋藤訓子 保健医療福祉をめぐり社会的動向と訪問看護の変遷 訪問看護基本テキスト 総論編 日本看護協会出版会 2018 p2-10
    【論文】

  • ・齋藤訓子 日本の訪問看護ステーションの質の確保と事業継続に関する研究 筑波大学大学院人間総合科学研究科 ヒューマン・ケア科学専攻 博士論文 2019 齋藤訓子 柏木聖代 自治体の指導監督担当者による訪問看護ステーションの現状認識と質的評価の視点 プライマリーケア連合学会誌 41巻3号 p118-124 2018
  • ・齋藤訓子 地域包括ケアの中の看護職とは何か 保健医療社会学論集 29巻1号 p25-32 2018
  • ・杉本健太郎 柏木聖代 齋藤訓子 新規開設した訪問看護事業所における地域に対する取り組みの実態とその関連要因 日本在宅看護学会誌 7巻1号 p196-205 2018
  • ・齋藤訓子 地域で看護人材を確保・育成・活用する仕組み 日本在宅看護学会誌 6巻2号 p22-26 2018
  • ・齋藤訓子「機能強化型訪問看護療養費3」の創設背景と今後の展望 訪問看護と介護 23巻6号 p398-399 2018
    【学会発表】

  • ・地域における看護職員確保について 在宅医療連合学会大会 2019年7月
  • ・同時改定にみる看護連携のあり方 医療マネジメント学会連携分科会 2019年2月
  • ・訪問看護ステーションの看護管理者育成 日本看護学会 在宅看護領域 2018年7月
  • ・同時改定にみる地域包括ケアの看護機能と人材活用 日本看護管理学会 2018年8月
  • ・全世代型地域包括ケアを推進するための在宅看護の未来を考える 医療マネジメント学会九州山口連合大会 2018年12月
    【研究助成】

  • ・地域包括ケアシステムにおける訪問看護のあらたな人材確保・活用に関する調査研究事業 厚生労働省老人保健健康増進推進等事業 2017年
  • ・訪問看護実践を通じた病院看護師の在宅療養支援能力向上に関する調査研究事業 厚生労働省老人保健健康増進推進等事業 2016年
  • ・地域における訪問看護人材の確保・育成・活用策に関する調査研究事業 厚生労働省老人保健健康増進推進等事業 2015年
  • ・訪問看護事業所数の減少要因の分析および対応策のあり方に関する調査事業 厚生労働省老人保健健康増進推進等事業 2007年~2009年
  • ・在宅療養者への介護職による痰の吸引において、訪問看護師等との体制構築のため連携ツールの検討 厚生労働科学研究費補助金 2015年~2017年
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・公益社団法人日本看護協会副会長
  • ・一般社団法人全国訪問看護事業協会副会長
  • ・日本看護管理学会評議員
  • ・杉浦記念財団地域振興助成選考審査・選考員
  • ・HMS研究会: 全国看護小規模多機能型居宅介護事業者大会シンポジスト
  • ・在宅医療を支える地域資源としての特定行為研修修了者の活用と展望 第2回在宅医療連合学会大会 座長
  • ・公益社団法人兵庫県看護協会認定看護管理者養成課程サードレベル講師
  • ・公益社団法人大阪府看護協会認定看護管理者養成課程サードレベル講師
  • ・公益社団法人茨城県看護協会認定看護管理者養成課程サードレベル講師
  • ・公益社団法人沖縄県看護協会認定看護管理者養成課程サードレベル講師
  • ・独立行政法人地域医療推進機構認定看護管理者養成課程サードレベル講師
  • ・藍野大学認定看護管理者養成課程セカンドレベル講師
  • ・国際医療福祉大学認定看護管理者養成課程セカンドレベル講師
  • ・国際医療福祉大学認定看護管理者養成課程ファーストレベル講師
  • ・公益社団法人愛知県看護協会訪問看護認定看護師養成課程講師
  • ・愛知県立大学看護政策セミナー講師
  • ・公益社団法人秋田県看護協会3職能合同交流会基調講演
  • ・公益社団法人香川県看護協会看護職員研修講師
  • ・公益社団法人群馬県看護協会看護職員研修講師
  • ・公益社団法人日本看護協会Nursing Now フォーラム・イン・ジャパンモディレーター
  • ・公益社団法人千葉県看護協会訪問看護管理者研修講師
  • ・北海道地域包括在宅医療介護支援センター協議会研修講師
  • ・山梨県立大学看護学部看護研究科非常勤講師
  • ・東京医科歯科大学大学院非常勤講師 、東海大学看護研究科非常勤講師
  • ・旭川医科大学看護学研究科非常勤講師 、愛知県立大学看護学研究科非常勤講師
Email nsaito@kanto-gakuin.ac.jp

森實 詩乃 准教授

担当科目 【学部】在宅看護学概論、在宅看護援助論Ⅰ・Ⅱ、在宅看護学演習、在宅看護学実習Ⅰ・Ⅱ、看護の統合と実践Ⅱ(論文購読)・Ⅲ(看護実習)、看護研究、家族看護学Ⅱ、KGUかながわ学(健康)、看護・介護論【研究科】看護研究方法論・高齢者・在宅看護学特講Ⅰ
研究テーマ
  • ・妻と死別した独居高齢男性に関する研究
  • ・在宅看護学における看護過程の展開に関する研究
主な実績 【著書】

    • ・森實詩乃(2021)新 看護学13 老年看護 第6版第4刷,217 -240,医学書院,東京
    • ・Diane M.Bilings・Judith A.Halstead /奥宮暁子・小林美子・佐々木順子監訳 森實詩乃(2014):Teaching in Nursing A Guide For Faculty 4th(2011)/看護を教授すること 大学教員のためのガイドブック原著第4版,カリキュラム開発P73-88, 医歯薬出版株式会社,東京
        【論文】

      • ・森實詩乃・諏訪さゆり(2019):都市部においてがんの妻を看取った男性高齢者が生活を再構築していくプロセス-2事例の分析から-, 千葉大学大学院看護学研究科紀要41, 101-108
      • ・糸井和佳・森實詩乃・方波見柳子 他(2017):看護学士課程における看護実践能力の育成を目指した臨地実習の課題, 帝京科学大学紀要13, 235-242
      • ・武政奈保子・方波見柳子・森實詩乃 他(2017):地域包括ケアシステムを担う次世代人材教育のための教材開発研究- モデル事例を精錬するためのチェックリストの作成まで-,帝京科学大学紀要13, 185-192
      • ・森實詩乃・田中博子・眞鍋智仁(2016):高齢者が生きてきた時代背景の理解を深化させるための映像を取り入れた学習-在宅看護学実習における試み-, 帝京科学大学紀要12, 189-192
      • ・森實詩乃・田中博子(2016):看護基礎教育における地域包括ケアを担う次世代看護師養成の現状-在宅看護学実習「学びのレポ-ト」の分析からの考察-,帝京科学大学紀要12, 171-174
  • ・荒川博美・森實詩乃・熊倉典子 他(2016): 認知症サポーター養成講座修了者の活動意欲と地域活動をエンパワメントするための支援課題, 日本認知症ケア学会誌15(3), 634-646
  • ・田中博子・森實詩乃(2016):団地自治会による高齢者の孤独死予防の取り組みに関する一考察, 日本地域看護学会誌19(1), 48-54
  • ・武政奈保子・森實詩乃・志田久美子 他(2015):看護師基礎教育の国家試験対策におけるe-Learning 学習の効果の中間報告-学習理論によるインストラクション構築の段階とe-Learningの動機付けの比較, 帝京科学大学紀要11, 83-93
  • ・森實詩乃・中森彩乃・木暮祥平(2015):日本における地域で暮らす精神障害をもつ人の「生活のしづらさ」に関する文献検討, 帝京科学大学紀要11, 95-100
      【学会発表】

    • ・荒川博美・森實詩乃・神山美智子他(2018):介護家族の会による認知症カフェ開設1年間の経営とカフェスタッフの学びのプロセス, 第19回日本認知症ケア学会学術集会(口演)
    • ・田中博子・森實詩乃(2017):在宅看護学実習における高齢者理解を助ける
      タブレットによる映像視聴学習の試み, 第21回日本在宅ケア学会学術集会(示説)
    • ・Shino MORIZANE,Ayano CHIBA,Shohei KOGURE(2016):A Literature Review on Lifestyle Difficulties Encountered by People with Mental Disorders
      Living in Regional Communities in Japan, 19th East Asian Forum of Nursing Scholars(Poster)
    • ・田中博子・森實詩乃(2015): 団地で暮らす独居高齢者の困りごとと団地自治会の支援, 第20回日本在宅ケア学会学学術集会(示説)
      ・木暮祥平,森實詩乃,王麗華(2014):在宅重症心身障害児への医療的ケアを行う主介護者の負担感に関する文献検討, 第40回日本看護研究学会学術集会(示説)
    • ・Katsuyoshi TAKAHASHI,Yukari SEKI,Shino MORIZANE et al.(2012): Survey of Patients with Dementia in Japan Consulting Memory clinic, The 6th Asian Society Against Dementia International Congress(Poster)
      ・Shino MORIZANE(2011): Expressing The Meaning of Life story of Older People, The 3rd Korea-China-Japan Nursing Conference(Poster)
    • ・森實 詩乃、加藤 基子(2010):介護老人福祉施設に入所した高齢者が施設の生活に適応していくプロセス, 第36回日本看護研究学会(口演)
      【研究助成】

    • ・2020年~2022年 科学研究費(研究活動スタート支援):都市部に暮らす独居高齢男性のがんの妻との死別後の「生活の再構築」プロセスの解明(代表)
    • ・2014 年~2016年度 科学研究費(基盤研究C):認知症サポ-タ-による「身近なサポート」システム構築に向けたアクションリサーチ(分担)
    • ・2017年度 公益信託山路ふみ子専門看護教育研究助成基金:都市部に住むがんの妻を看取る男性高齢介護者への看取り時期の訪問看護モデルの開発-死別後の生活の再構築促進を目指して-(代表)
地域貢献

(研修会・講師等)

  • ・千葉労災看護専門学校 在宅看護概論非常勤講師(2017~2020)
  • ・日本認知症ケア学会2018年度関東地域大会 プログラム・実行委員(2018)
  • ・19th EAFONS実行委員(2016)
  • ・日本認知症ケア学会2015年度関東地域大会 プログラム・実行委員(2015)
  • ・社会福祉法人川崎市社会福祉協議会 訪問介護ヘルパー2級養成研修2級課程社協秋コース非常勤講師(2010)
Email shino28@kanto-gakuin.ac.jp

大元 慶子 助教

担当科目 在宅看護学概論、在宅看護学援助論、在宅看護学援助論Ⅰ、在宅看護学実習Ⅰ・Ⅱ、
統合看護実習、卒業研究
研究テーマ
  • ・地域で生活する視覚障害者の生活とQOL
  • ・在外の邦人就労者の健康を支える邦人看護職者の役割と能力に関する研究
主な実績 【査読論文】

  • 1. Yasuko Fukaya, Ritsuko Wakabayashi, Kanako Yamakuma, Takanori Kitamura, Mai Yamanoi, Keiko Omoto, Mizuki Numa, and Aleksandar Djordjevic: “The Development of the Life-Worldly Communication Scale (LWCS) for Elderly Persons in Geriatric Facilities”, International Journal of Nursing and Health Care Research, DOI: 10.29011/ IJNHR-119, 100019 (2018)
    【国際会議録論文】

  • 1. Yasuko Fukawa, Ritsuko Wakabayashi, Keiko Omoto: “Study on The Development of Life Worldly Communication Scale (LWCS) for Elderly Who Need Long-term Care”, Nursing Diagnosisand Midwifery, in Prague/Czech (September 2018)
  • 2. Keiko Omoto, and Reiko Hatakeyama: “A Study on Health Anxiety of Visually Impaired People in Japan”, Proceedings of Asian Society of Human Services Congress, in Jeju/Korea (August,2019)
    【国内学会発表】

  • 1. 大元慶子: “海外で就業する日本人の健康を支援する看護職者の役割と求められる能力”, 第29回日本医学看護学教育学会 2019-03
  • 2. 大元慶子: “視覚障害者における健康不安と医療機関における受け入れ体制に関する予備的検討”, 第50回日本看護協会在宅看護学会 (2019-09) (採択)
    【受賞】

  • ・2019 EXCELLENCE AWARD, 2019 Asian Society of Human Services Congress in JEJU (August 2019)
    【研究助成】

  • 1.2018年度関東学院大学看護学研究所助成金
  • 2.2019年度公益法人横浜学術教育振興財団
地域貢献

(研修会・講師等)

1.日本医学看護学教育学会評議員(2019年4月~)
2.地域ボランティアサークルR立ち上げ、支援活動(2019年4月~)
Email omoto@kanto-gakuin.ac.jp

野田 恵美子 助手

担当科目
研究テーマ
主な実績 【著書】

【論文】

【総説】

【主な学会発表】

【研究助成】

地域貢献

(研修会・講師等)

Email noda@kanto-gakuin.ac.jp
PAGE TOP
〒236-8503 横浜市金沢区六浦東1-50-1 TEL:045(786)5653
Copyright(c)2013 Kanto Gakuin University All rights reserved.