校訓「人になれ 奉仕せよ」は、キリストとの関わりによって「人になれ」、すなわち、神の畏れを抱く成熟した人間たれ、と説かれています。そして成熟した人間の具体的なあり方として、キリストが実践したように、他者に「奉仕する」人間として生きよと促したものです。
看護は、まさにこの校訓の意味をなすことであり、人に尽くし、困っている人に奉仕するという志から始まります。関東学院大学看護学部は、校訓「人になれ 奉仕せよ」の具現化と共に、自分で考える力、探求する力、自らの問いをもって答えを導き出す力で、人と社会に奉仕する人材の育成を目指しています。
本学は、学生一人ひとりに向き合う教育によって個性と知性を磨き、社会において主体的に自立して生きるための知識と技術を養い育てることを目標としています。そして社会に貢献しつつ、校訓「人になれ 奉仕せよ」を体現できる人材を育成するとともに、時代の要請に応えて、特色ある最先端の研究を推進し、共生社会の創造とその持続的発展に貢献することを使命(ミッション)としています。看護学部においても、建学の精神と使命(ミッション)を踏まえ、幅広い職業人の養成を目指します。とくに、豊かな人間性をそなえ、保健、医療、福祉の現場において適切な看護ケアを提供できる看護実践能力と、チーム医療における調整能力等を身につけ、人々の健康と福祉に貢献できる専門職者を養成していきたいと考えています。→建学の精神