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2023.06.14

派遣式が執り行われました

5月13日(土)に、第9期生に対する派遣式を実施しました。
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12グループで話し合った派遣式前プログラムレポート内容を、12名の派遣式委員が一つの「宣言文」にまとめました。コロナ禍において、1/4の学生が経験できた臨地での実習体験をもとに、校訓を具現化するためにどんな看護師を目指すのか、そして大学時代にどのようなことを学ぶのか、についてまとめました。校訓「人になれ 奉仕せよ」について、学生たちは「人になれ」とは、自分の強みを伸ばし、弱みを認識し改善することで、自分の成長へと繋げることであり、「奉仕せよ」とは相手の心に目を向けることで、患者の発するさまざまな言葉や表情、態度からサインを受け取り、その人の本心を尊重していくことと考えました。そのうえで、目指す看護師像を「自分自身を理解し成長することで、患者や家族の尊厳を守り援助を行う看護師」と指摘しています。現在、9期生は課題に追われ、周りの仲間から遅れてしまうことへの不安と闘いながら、日々努力を継続しています。その理由について、看護師になるという目標とともに、応援してくれている人の存在と仲間とともに頑張りたいという学生たちの意思があるからと、まとめています。そのために、学生たちは自分の実力を正しく認め、自分に自信を持ち行動し、失敗を恐れず積極的に取り組むこと、挫折しそうな時も同じ道を歩む友と励まし合い、不明な点はその都度解決し乗り越えていくと、意思表明しました。
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派遣式を終え、学生は「校訓の意義について」や「看護をすることの意味について」、「患者さんの気持ちに寄り添い、一緒に悩んでいくことの大切さ」などを学ぶことができ、「実習に向けて頑張ろうと思えた」と答えていました。この宣言文は学生たちが考え抜いて作り上げたものであるからこそ、看護師になることへの真摯な態度や考え方が伝わり、今後の看護師としての人生の第1歩を歩み始める機会になったと考えます。
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これから、実習において、様々な人々や出来事に遭遇すると予想されます。その際に、9期生全員で作り上げた派遣式の「宣言文」に立ち返り、学生たちが理想とする看護を提供できるよう学んでいってほしいと考えます。

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