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2025年5月10日(土) 看護学部第10回「派遣式」が執り行われました

第10回「派遣式」が執り行われました

 学生のご家族約60名にご臨席いただき、2025年5月10日(土)に、看護学部3年生の第10回「派遣式」を行いました。

 派遣式に先立ち、2025年1月10日に、「派遣式前プログラム」として、松田和憲学院長から聖書について講演をいただきました。そして、学生は2年次夏までの看護学実習の体験と講演から、校訓「人になれ 奉仕せよ」を実習で具現化するための看護について、グループで検討しました。最後に、グループの意見を、4名の派遣式委員が一つの「宣言文」にまとめ、派遣式で宣誓を行いました。

 以下、宣誓文の一部です。「『人になれ』とは、相手の苦しみや不安に寄り添い、共に歩む努力を惜しまない、豊かな人間性を育むことを目指すという意味であり、その第一歩として、私たちはまず「自己理解」をすることが大切であると考えました。…『奉仕せよ』とは、誰かに求められた時だけに応えるのではなく、自ら進んで行動する心の姿勢を意味すると私たちは捉えました。…これから始まる臨地実習では、目の前の患者さんの声に耳を傾け、その人がどのような思いでそこにいるのか、に心を寄せながら、一人ひとりに合った看護ができるよう努めていきます。」

 この宣言文は学生たちが考え抜いて作り上げたものです。実習において、様々な人々の人生に関わることでしょう。その際に、11期生全員で作り上げたこの「宣言文」に立ち返り、理想とする看護を実践してほしいと願っています。

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