看護学部3年生、老年看護学演習では、高齢者が、加齢や疾患による生活への影響を根拠に基づいてアセスメントし実践する技術を学ぶことを目標に、脳梗塞片麻痺・脳血管性認知症の事例の高齢者にどのような技術支援をしていくことが必要であるかを考えていきます。
本演習は、摂食嚥下の影響における食支援の技術を学ぶ演習で、摂食・嚥下/口腔ケア・義歯交換(口腔ケアモデル活用)/唾液腺マッサージを実施しました。
演習の感想として、「とろみ剤を入れた飲料の飲みづらさや味が変化することを体験できた。」「姿勢が非常に重要だと体験してよりわかった。実習で配慮したい。」「義歯交換の技術の体験ができてよかった。上下入れる順序を間違えないようにしたい。」「口腔ケアでは舌の清潔を保つ理由がわかり、麻痺のある療養者の観察点や留意点を考えられた。」「唾液腺マッサージをすることで食事が美味しく食べられることにつながると思った。」などの感想が得られました。
老ん年看護学概論、老年看護学援助論を元に、老年老年看護学実習Ⅰ(特別養護老人ホーム)、老年看護学実習Ⅱ(介護老人保健施設)へと連続して根拠のある高齢者支援を学び、活かしていただくことを期待しています。



