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2020.10.09

第24回日本看護管理学会学術集会でポスター賞を受賞しました。

日本看護管理学会学術集会では、優れた演題をポスター賞、オーラル賞のそれぞれ3件程度表彰しています。今年度はCOVID-19の影響で、WEB開催となり、6件すべてがポスター賞になりました。その内、2件を本学看護学部の教員が受賞しました。
 
「認定看護師の部署内活動における自律性尺度の開発」基礎看護学講師 末永真由美
 日本看護協会認定の認定看護師は、救急看護、糖尿病看護、認知症看護など21の専門分野がある。その専門性を活かして水準の高い看護を実践し、看護職への指導や相談を受けることを役割としている。しかし、看護師としての日常業務をしながら、部署の看護の質改善に取り組むというのは、容易なことではない。6割以上の認定看護師が役割を十分に果たせていないと自己評価し、特に病棟や救急センターなどの認定看護師としての実践と業務とを切り離して考えにくい部署に所属する者のおよそ9割が活動は困難だと回答していた。そこで、部署内で活動をするための支援ツールを作成することを目的として標記の研究を行った。賞を受賞して、本研究は社会的なニーズに合っていると実感した。今後は、本尺度を使用した支援を行うとともに、尺度の有効性を実証していきたいと考えている。
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「子育て中のスタッフの割合が病棟の長時間労働に及ぼす影響」基礎看護学助教 渡辺真弓
 長時間労働対策はこれまで多数提案されているものの、大部分は個人の対策の話に終始している。著者らの過去の研究で長時間労働は病棟のあり方に大きく影響され、個人ではどうしようもできない部分が大きいことが明らかになっている。従って病棟をあげての対策への着目が必須であるが、そのような研究は驚くほど少ない。本研究では、急性期病院の病棟の平均残業時間を算出し、特に残業が多い病棟にどのような特徴があるのかを探った。その結果、「子育て中の者が多いほど残業が少ない」ことが示された。病棟において子育て中のスタッフがいることを「危機」ではなく「好機」ととらえ、状況に応じた最善策をとった病棟で効果的に残業が削減された可能性が示唆される。重要なことは多様性を受け入れ、問題が生じたとしても前向きに解決策を模索する姿勢が病棟全体で共有されていることだと考えられる。今後も、看護職が生き生きと働くための組織づくりについての研究を行っていきたい。
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