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お知らせ

2013.09.25

韓国の病院、助産院、産後ケア施設を視察してきました

【国際交流の目的と教育効果】
近年、日本では核家族化と結婚・出産年齢の上昇に伴う親世代の高齢化を背景に、祖父母を中心とした産後の支援が困難となっています。母親への産後の育児支援の重要性が示唆されているにも関わらず、産後支援への公的補助の現状は不十分といえます。
日本の隣国である韓国においても、核家族化や少子化といった傾向は著しく、都市部ではこれまで産後21日間家族が母親を養生させるSanhujoriと呼ばれる慣習がすたれてきました。現在では産後ケアセンターがその役割を担っています。このセンターのサービスを求めて、韓国で出産する日本人のケースもみられています。そこで、この研修では、韓国の産後ケアの現状を見学することで、産後ケアの重要性や社会状況を考慮した支援方法の必要性を理解することを目的としました。
また、韓国という海外の生活に触れ、韓国の人々と交流を持つことにより、外国語を学ぶ重要性の再認識や国際的な視野をはぐくむこと、加えて、国際交流終了後は韓国での学びに参加できなかった他学生と共有する場を設けることで、プレゼンテーション技術の修得という教育的効果も期待できると考えました。

 

【国際交流事業の概要】
看護学科学生9名、母性看護学教授の坂梨と准教授の勝川は、以下のスケジュールで韓国の病院、助産院、産後ケア施設を視察するとともに韓国の歴史・文化に触れてきました。

8月26日 東京(羽田)を出発⇒ソウル(金浦)に到着
午後:国立中央博物館見学
8月27日
午前:ハンアルム産後調理院視察(ソウル市江南区)、ベベリア産後調理院視察(ソウル市東大門区)
午後:オープンファミリー助産院視察(富川市遠美区)
8月28日
午前:聖愛病院視察(ソウル市永登浦区)
午後:散策
8月29日
午前・午後:ソウル郊外視察(韓国民族村、水原華城、KBSドラマセンター)
8月30日:ソウル(金浦)を出発⇒東京(羽田)に到着 解散

視察した各々の病院や施設で、学生たちは大歓迎され、施設見学のみならず心のこもった“おもてなし”を受けました。
中でも、聖愛病院では理事長の金潤光氏をはじめとする多くの病院関係者に病院の玄関まで迎えに来て下さいました。その後、病院関係者や病院紹介、産婦人科病棟の案内・説明など細やかな対応をして頂きました。学生も病院紹介の後には積極的に質問をするなど、隣国の医療に興味と関心を持つことができたようです。産婦人科の教授からは来年も来てほしいといううれしい声も聞かれました。
今回の国際交流の目的である「産後ケアの重要性や支援の必要性を理解する」は、産後調理院2カ所と助産所の院長より熱のこもった話を聞き、まだ看護の学修の少ない1年生ではありますが考えるものはあったと感じています。
8月29日のソウル郊外視察は雨に見舞われましたが、昼食はカルビ発祥の地である「水原」で王様のカルビを堪能し満足・満腹な1日を過ごしました。

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聖愛病院の理事長、院長、看護部長、産婦人科の医師

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ハンアルム産後調理院の院長と紹介者

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雨の韓国民族村

【国際交流事業の報告】

看護学部の国際交流の詳細は、11月3日・4日に開催される大学祭で学生が報告会を開きます。また、後日学生のレポートと視察写真を掲載した報告書を作成しますので、ご覧いただければ幸いです。

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